きいろいせいかつ

現場で会おうZ!!!!!

「どうやって死んだ」かではなく「どう生きたか」

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 読者諸賢、こんばんよう。

 突然ではあるが、諸君らは

 海外ドラマ「glee」をご存知だろうか?

 

 世界中で大ヒットしたこのドラマは、

 その複雑な人間関係と相まったストーリーに合わせて

 既存の名曲や

 最新のポップスやラップまで

 アメリカのトップミュージカルスターなどが

 歌って踊って演ずるという

 愉快な学園コメディだ。

 

 わたしもこのドラマにどっぷり浸かっていた時期があり

 洋楽に目覚めたきっかけも

 このドラマがあったことは間違いない。

 

 しかし、

 わたしはこのドラマをあるところから見ることができなくなった。

 

 それは

 キャストの一人

 いわば主人公とも言ってもよいキャラクターの

 フィン役 コリー・モンティスの突然死

 を知ったことによる。

 

 物語の途中だというのに

 突然

 彼の「追悼回」がはじまり

 それぞれの道を進みだしたキャストたちが再集結する。

 

 この回が

 わたしはどうしても見られなかった。

 

 彼が亡くなったのは

 2013年。

 

 死因は

 ドラッグやアルコールの過剰摂取

 とも言われているが

 キャストの一人が冒頭でこのようなセリフを口にする。

 

「どうやって死んだ」かではなく「どう生きたか」だ。

 

 奇遇にも

 わたしが病に倒れたのも

 2013年であり

 彼の死を知ったのは

 それからしばらくあとだった。

 

 それからこのような

 追悼回があることが報じられ

 わたしは「glee」を観ることができなくなった。

 

 理由は簡単だ。

 わたしも「死」に引っ張られていきそうになったからである。

 

 

 そして

 2017年も残すところあとひと月。

 

 Netflixで偶然見つけた

「glee」のバナー。

 

 やはり今でも

 その追悼回のある

 シーズン5は避けたい気持ちが強く

 過去のものを懐かしむことにしようと思っていたのだが

 奇しくも

 シーズン5からの配信しかなく

 わたしはついに

 その「追悼回」を観た。

 

 彼が主役級の扱いとはいえ

 彼が出てこなかった回は

 もちろんある。

 

 それでも

 たった一人

「死」を携えて

 出演しないという現実が

 悲しみを誘う。

 

 今日は

 久しぶりに

 具合が悪かった。

 一日の半分以上を

 ベッドの中で過ごし

 守りに入った日になった。

 

「死」を意識しながら

「死」を抱えながら

 生きていくのはつらい。

 

 具合が良ければ

 そんなことは考えもしない。

 

 自分がやりたいこと

 できること

 楽しむことができるようになった。

 

 ただ

 今日のように

 身体も思考も

 うまく回らない日は

 もはや

 自動思考のように

「死」がわたしの中を巡る。

 

 わたしはいつか死ぬ

 誰しもいつか死ぬ

 

 それが若いから悲しい

 もったいない

 悔しい

 というものでもない

 

 ひとの命は尊いものだ。

 

 ただ

 自分の命は

 なぜだか

 軽率に考えるのは

 何故だろうか

 

「どうやって死んだか」ではなく「どう生きたか」

 

 わたしは病を患ってから

 一人になる時間が増えた。

 

 一人で治療に励むことに

 必要性を感じたからだ。

 それは

 悲しいかな

 治療の方向性に沿っていたこともある。

 

 ただ

 たった一人になってしまっても

 これからもわたしは生きていきたい。

 

「どう生きてきたか」

 

 わたしが死んだ時に

 そう思い返す機会や思考があるならば

 

 わたしは多くのひとを愛しました

 

 と天や地獄で悟りたい。

 

 自分の手で

 誰かの

 愛すべき多くのひとの手をとりたい

 

 厳しい身体の状態のなか

 1日を乗り切るのは

 非常に長い。

 

 それでも

 いつの日か

 また

 笑いあえる仲間と

 一緒に過ごせる日々を

 真面目に

 夢見ている。

 

 あなたとも

 いつしか

 会えますように。

 

 現場で会おうZ!!!!!

 

 たまいびび